苦手な人の話

 

 

苦手な先輩の来訪。

怖くて無視しそうだったけど向こうから声をかけてくれた。

話し終わって考えた。

もう何も、怖いことはなかった。

 

結局距離感の話なのだろうか。

苦手な人なんて、距離感を間違えているだけの、ちょっとしたエラーなのか。

 

かつてその佇まい、声色、口調、好む話題、すべてが無理だった、しかしペアだったときがあって、それはそれは苦しかったのだけど。

 

なにはともあれ私の世界から一つ、「無理」が減った。

喜ばしすぎる。

帰りに、じゃがりこ買おうかな。